塗り壁にするときの代表的な材料である「漆喰」や「珪藻土」。自然素材の家づくりにこだわった家ではよく見かけます。
そんな「漆喰」や「珪藻土」の決め手のポイントは、見た目・性能・コストです。
漆喰…水酸化カルシウム(消石灰)を主原料としたものです。調湿効果や消臭効果があります。また、元々の原料である石灰石に戻る過程で二酸化炭素を吸収し、自ら固まるので、二酸化炭素が不要といいます。
珪藻土…珪藻という植物性プランクトンの化石を主原料にした塗り壁です。珪藻には、目には見えない細かな穴がたくさん開いています。その珪藻の穴は、水蒸気との相性が良く調湿性能に優れています。また、水蒸気と共にホルムアルデヒドなど水溶性の化学物質を吸着分解してくれます。